これまで幻の列車として取り上げたものは、すべて計画だけで走っていない列車でした。今回は、走っていたけど、名前だけ使われてなかったという、ややこしい列車。
じゃ、名前がなかったのか?ということじゃないらしい。計画では、この National Chief は、西海岸の Los Angeles から東海岸の Washington DC までという大陸横断路線でした。列車の正体は LA 〜 Chicago は Southwest Chief で、Chicago 〜 Washington DC は Capitol Limited だったのです。つまり2つの違う列車が、シカゴで名前だけ変えていたらしいのです。つまり車両はそのままってことなんだとか。
96年の時刻表には「シカゴで乗り換えなしの列車がデビューする」というようなことが載っていました。この乗り換えなしのサービスは97年1月から始まり、98年5月まで続きました。いまはシカゴでいったん降りなければいけないので、完全に別の列車として扱われていますが、実は今もまだ同じ車両らしい。シカゴに着いてお客さんが降りると、今度は違う列車として準備とかしてるんですね。
このサービスが継続されていたら、列車名は National Chief になる予定だったとか。ホントなのか、どうなのか。。
そういえば、東海岸方面の寝台といえばビューライナーでした。トンネルのサイズが小さいという事情から、スーパーライナーは使えなかったらしいのです。ですが、Capitol Limited だけはスーパーライナーでした。LAからそのままだから、スーパーライナーだったのか。
なんかマニアックな話になってしまいました。
Filed under: 幻の列車 | posted by 管理人 @ 2005 年 6 月 14 日 2 Comments »
この名前かっこいいな。スカイラインってのは、日本じゃやっぱり車のイメージが強いけど、アムトラックの名前にもいいんじゃないかと。
計画では、シカゴ〜ピッツバーグ〜フィラデルフィアの予定でした。3月で廃止になった Three Rivers と似てます。これもある時期、時刻表に乗っていた列車です。でも実現してません。こういうのが、たまにあります。使わせてもらうはずだった線路を所有していた会社と交渉がうまく行かなかったとか。
名前を Skyline Connection GTR とかにしら、すごい早そうだったのに。ゴーン氏がアムトラックのCEOにでもなれば。。赤字もなくなるかも?
Filed under: 幻の列車 | posted by 管理人 @ 2005 年 6 月 12 日 No Comments »
アムトラックは列車の名前にかつて、他の鉄道会社が使っていた名前を採用することが多いです。意識的に歴史的なものを使うようにしているとか。
今回は、かなりマイナーなのを見つけました。シカゴからアイオワ州の Des Moines までを走る計画があった Hawkeye という列車。アイオワ州は Hawkeye State と呼ばれており、Des Moines は州都ですね。
1971年にアムトラックが発足するまでも、多くの会社が旅客列車を走らせていました。その中のひとつに Hawkeye というシカゴから Sioux City まで結んでいた列車がありました。 この路線を持っていたのは、Illinois Central という歴史的にも有名な会社だったそうですが、1998年に Canadian National Railway に買収され、142年にも及ぶその歴史に幕を閉じたそうです。この昔あった列車を復活される計画があったようですが、2000年あたりになくなっています。
ちなみにアイオワ州の Iowa という名前はもとをたどって行くと、 Ayuxwa という部族の名前に行き着きます。この名前がフランス語で Ayoua となり、英語では Ioway となりました。これが Iowa River という川の名前に使われ、州の名前になったということらしい。なんか、昔の列車どうこうより、こっちの話のほうが面白そうだったり。
Filed under: 幻の列車 | posted by 管理人 @ 2005 年 6 月 9 日 No Comments »
アムトラックには計画されても実現していない列車がホントたくさんあります。タイトルに「幻」とつけたのは、たぶん、もういい加減に実現しないでしょってことです。ブッシュさんたちはアムトラックには期待してないようで、お金出す気もないようです。
今回は、Aztec Eagle という名前の列車。これはなんと国際列車で、テキサスのサンアントニオからメキシコのモンテレー(Monterrey)まで走らせる計画でした。
サンアントニオではTexas Eagleに接続をとる計画だったとか。もしかしたら、列車ごとつなげる予定だったかもしれません。
郵便の輸送業務も兼ねるはずだったそうですが、さらにデトロイトからメキシコに車の部品を運ぶ予定だったとか。モンテレーは大手メーカーの自動車工場もあるので、需要があると見込んだのでしょう。
Filed under: 幻の列車 | posted by 管理人 @ 2005 年 6 月 5 日 No Comments »
1997年までラスベガスにもアムトラックが走っていました。これが Desert Wind という名前の列車。直訳「砂漠の風」です。California Zephyr に比べると、同じ風でもぜんぜん爽やかじゃないです。1997年の廃止以降は、連絡バスがラスベガスまで走っています。
廃止されて以来、新しい列車を走らせるという計画がありました。北西部の Amtrak Cascades で使っているタルゴ型の車両を使うというもので、Las Vegas Talgo とか呼ばれています。
計画では、ロサンゼルスからラスベガスまでを5時間半かけて走る予定でした。実は、車両も完成し、99年には列車のお披露目会までやっていました。そして日本では、「地球の歩き方」にも掲載されていました。そこまで決まっていて、今だに実現していません。
作ってしまった車両は、ロス〜サンディエゴの Pacific Surfliner で使ったり、Amtrak Cascades で使われてるとか。実際、ラスベガス用の塗装をした車両をシアトル駅で見た事があります。写真がそのときの。キレイな水色なので、すぐにわかります。
Filed under: 幻の列車 | posted by 管理人 @ 2005 年 6 月 1 日 No Comments »
アムトラックには計画されても実現していない列車があります。そのひとつが Crescent Star という名前の列車。Crecent という列車が既に New York ~ New Orleans を走っていますが、これを途中で切り離して、テキサスの Dallas まで走らせようというものだったそう。
計画では、ミシシッピ州の Meridian 〜 Dallas までの路線が新たに誕生する予定でした。しかし、これまた資金面やらなんやらで、なくなったようです。発表されるのでは、という話が出てきたのが2001年ですから、もう実現はしないのかも。。アムトラックの時刻表にもちゃんと計画中として載っていたのですが。
Filed under: 幻の列車 | posted by 管理人 @ 2005 年 5 月 28 日 No Comments »