| 駅名 | 時刻 |
| Inverness | 20:00 |
| Aviemore | 20:40 |
| Kingussie | 21:22 |
| Newtonmore | 21:42 |
| Dalwhinnie | 22:03 |
| Blair Atholl | 22:08 |
| Pitlochry | 22:41 |
| Dunkeld & Birnam | 22:55 |
| Perth | 23:18 |
| Gl leseneag | 23:36 |
| Dunblane | 23:51 |
| Stirling | 23:59 |
| Fakirk Grahamston | 0:19 |
| Preston | 4:27 |
| Crewe | 5:30 |
| London Euston | 7:43 |
2005年春にスコットランドのインバネスからロンドンまで乗ったときの記録。
*これはアムトラックの乗車記ではありません。
近頃ではあまり聞かなくなった「ネッシー」が住む(らしい)ネス湖の観光拠点となっているインバネスの町。
この町にも鉄道が走っていてスコットレイルの終点駅になっています。
インバスの駅は観光客や現地の方が多く集まり、日中はわりと人が多くいる印象。
ロンドンにも直通の列車が1日に何本か走っている。
インバネスにはなかなかちゃんとした観光インフォメーションがある。
ここでは各ツアー会社のパンフレットが置いてあるほか、カウンターでは相談にのってくれる。
今回は Jacobite(ジャコバイト)という会社のネス湖のボートに乗るツアーに参加。
観光局前に集合なので、向かうと新しそうなバスと感じのいいスタッフが待っていた。
バスはトヨタ製。ガイド兼ドライバーさんも親切でいい。
Jacobiteのウェブサイトはこちら。
インバネスの町を出発して数十分、バスはネス湖の畔へ。
ここでボートに乗り換える。それにしてもすごい風。もちろん湖面は波が大きく、ボートが怖い程に揺れている。これに乗るのか。。
よく言われるように、ネス湖は本当にネッシーが出そうな、神秘的な雰囲気がある。
これで太陽が出ていて、湖面も穏やかだったら、そんな印象ないんだろうけど、この曇り具合と強風がどうにも。
正直な話、小さな船は得意じゃなくて。。それでもせっかくなので、外の一番高いとこへ。すごい!すごすぎた!
なんでこんな高さまで波しぶきが飛んでくるんだ、なんて自然のすごさに文句も言ってられないくらいの迫力。
シブキなんてもんじゃない、波がおおい被さってきてる感じだった。
恐ろしく揺れる船は湖畔に建つアーカート城(Urquhart Castle)へと向かう。
聞いた話では「こんなに揺れるのは滅多にない!」だそうで、普段はもっと穏やからしい。
城内の桟橋で船を降りると、太陽が顔を出し、晴れて来た。
写真じゃちょっと分かりにくいけど、城のむこうに虹がかかってます。
このアーカート城は1,230年に建てられたものだそうで、1,296年のイングランド軍の侵攻で破壊されている。
現在は残った部分が保存され、きれいなビジターセンターが地形をうまく利用した形で建てられている。
ここのビデオは面白い。英語で全部聞き取れなくても、最後に素晴らしい演出が待っている。
内容というよりも終わり方だけど、こんな演出は始めてだった。それは見てのお楽しみということで。知らない方が、感激する(と思う)。
アーカート城の見学は自由行動。添乗員がツアー客を引き連れて、ぞろぞろと歩く訳ではない。正直、そういうのも苦手なので、自由行動のほうがいい! 見学時間が終わると、さっきのバスが待っている。ここから町まで戻っても、カレドニアン・スリーパーの発車は夜8時だから時間があった。 アメリカでもそうだけど、スコットランドも例外ではなく、町の店はどこも営業時間が夕方5時とか6時までが多い。しかも土日ともなれば、営業していないか、夕方早くには閉めてしまう。 そうなると、列車の発車時刻までは、駅でヒマぁな時間を過ごさなくちゃならない。
今回は泊まっていたB&B「あじさい」で教えてもらったインド料理屋でまずは夕食。
なぜスコットランドでインド料理を?!たしかにその通りだけど、スコットランドらしいものを食べようと思ったら、パプしかない。
パプに行ったら飲みたくなってしまう。。いやでも、このインド料理屋さんウマかったです。
荷物はネス湖に行く前にB&Bの「あじさい」で預かってもらっていた。
それを取りに行き、列車の時刻まで、おじゃまさせてもらうことに。またまた紅茶を出してもらったり、犬と遊んだり。
「あじさい」は日本人の方とスコットランドのご主人で経営されている。
石井理恵子さんの本「スコットランドふらふら紀行―インヴァネスのB&Bから」や「地球の歩き方」でも紹介されていて、評判はすこぶる良い!
泊まって実感できるものは、評判以上の居心地の良さ。あじさいのウェブサイトはこちら。
7時半ころだったか「あじさい」を出発して、いざ駅へ。歩いても5分ほどの近さ。
今回は寝台ではなく、普通座席のコーチ。インバネスの前に滞在していたエディンバラで寝台を予約しようと駅へ行ったら、すでに満員。
そんなわけで、今回はコーチになってしまった。ロンドンまでは1泊なのでそれはそれでも、良かったんだけど、ちょっと寝台に乗ってみたかった気もする。
料金はレイルパスだから、とくに買う必要はなかった。一緒にいたロンドン在住の弟は学割だったかもしれない。
イギリスの鉄道は1994年に民営化されたそうで、今では様々な会社が列車を走らせている。 そのせいか、料金や運行体系が複雑になっていて、理解しようと思わなければ、なんとなくも分からない。。そんな印象がある。
カレドニアン・スリーパーはスコットランドを中心とするスコットレイル(Scotrail)によって運行されている。
2004年10月からは FirstGroup plc によって経営されているそうなので、First ScotRail と表記されていることも多い。
写真はカレドニアン・スリーパーじゃなくてスコットレイルの普通列車にあったロゴ。
カレドニアンスリーパーはスコットランドの始発駅(または終着駅)が5都市ある。
今回、乗ったのが Inverness で、その他に Aberdeen, Fort William, Glasgow, Edinburgh の4都市。
それぞれの都市から発車する列車が途中で連結するから、ロンドン(London Euston)ではかなり長い編成になっている!
どのアムトラックよりもたぶん長い!
カレドニアン・スリーパーは個室のファーストクラスとスタンダード、それに普通座席のコーチがある。
ファーストクラスは First Class と呼ばれ、1人用の個室。朝にはスナックやコーヒーや紅茶、新聞のサービスもある。またルームサービスも利用できるそうだ。
スタンダードは Travel Standard Class と呼ばれていて、2人用の個室。こちらは同性に限って、相部屋となる可能性がある。
単発でチケットを買う場合、インバネス〜ロンドンのスタンダード料金で片道£70。1£200円だと14,000円の計算になる(Yahoo!ファイナンス £70→日本円をチェック)。 往復料金だと£95、限定のAPEX料金だと片道£45、往復£55と安い。APEXは7日以上前の予約が必要で、数が限定されているとのこと。
Caledonian Sleeper は車体が紫のツートーンでとても印象的。
夜になってもまだ微妙に明るい空と紫のコントラストが美しい。
待ってましたとばかりに多くの乗客が列車へと向かう。
インバネス駅では改札側の手前が普通座席(コーチ)、奥がファーストクラスになっていた。
発車前でまだ乗客が少なかったので、ラウンジへ行ってみました。
ここではスナックやドリンクも買えるし、椅子で景色を眺めながらのリラックスもできる。
インテリアも上品で、心地よさそう。でも、ファーストクラス優先ということで、見学程度にしてリラックスするのは今回は遠慮。
寝台満席の結果、コーチを利用することになったわけで、アムトラックを思い出してしまった。 いざ席に座ってみると、アムトラックよりも快適か?!と思わせる程ゆったり。 リクライニングも快適に寝れるくらいに、傾いてくれる。 ロンドンに着く朝までなら、これで十分。
列車が発車するのは夜8時。それでもまだ明るいので、多少の車窓は楽しめる。
カレドニアン・スリーパーはスコットランド5都市が始発駅。途中のエディンバラなどで連結しているのかどうなのか、はっきり分からないのは、夜中だから。 もうずっと寝ていたので、あまり記憶にない。。夜行なので仕方ないけど、これじゃ乗車記じゃない(かもしれない。。)。
ロンドンに近づくと、列車は何度か止まっていた。これはアムトラックに似ている!
大都市に近づくと、線路が複雑なのか他の列車を優先させてるのか、進んだり戻ったりする。
とくにカレドニアン・スリーパーはロンドンでは長編成になっているはずだから、大変なのかもしれない。 ユーストン駅にはほぼ定刻通りの到着。一番端の長いホームに到着。荷物とともにさっさと移動。
朝、ロンドンは平日。朝の通勤時間帯だけあって、人も多かった。都会に戻ってきたと実感。
ロンドンと言えば、と言うよりもロンドンに限らずイギリスの駅はどこも歴史的な建築物が多い。
なのにこのユーストンはなぜか近代的。
1837年開業というこの駅は、1961年に改築されたそうで、駅舎や周辺の歴史的建築物は壊されてしまった。
ユーストンはリージェントパークやロンドン大学のあるロンドン中心部の北にあるターミナル駅。
それはそうと、この日はロンドンでは珍しいくらいの青空が広がっていた。