スイスに着いて、初めての朝。時差ボケは全くなくて、朝は6時には目が覚めてしまいました。
喉も乾いたので、ドリンクを買うついでに散歩に行くことにしました。
朝早くからトラムが走る町並みはいいですね、町が動き出す様が感じられます。通勤客の姿ももう見え始めていました。
スイスと言えば、時計が有名なわけですが、スイス国鉄は Mondaine 社の時計を駅などで使っています。
Mondaine はシンプルなデザインで世界中にファンも多い時計。チューリッヒ国鉄の駅なら、どこでも見ることができますが、チューリッヒ中央駅には大きな4面の時計があります。
飲み物は駅のキオスクで Emmi の カフェラテを買いました。 カフェラテが飲みたいと言うよりも、やっぱり地元のものを飲んだり、食べたりしたいから、スイスの国旗がデザインに入っていたのを選んだってが本当のところ。
この日は、早くも次の町へ向かいます!チューリッヒはほとんど見てませんが、また最後に来る予定なので、とりあえず次へ。
向かうのはルツェルン湖に面する古都ルツェルン。チューリッヒからは50分ほどで、本数が多いので、いつ駅に行っても大丈夫なくらいです。
写真はホームにある電車の掲示板。この写真だとちょっと分かりずらいけれど、8:04発で Thalwil(タールヴィル)、Zug(ツーク)経由の Luzern(ルツェルン)行きってこと。 経由する駅が一緒に表示されるので、地名を知らないと、よけい分かりずらいのが難点。
その下の 1 1 1 2 2 2 は 1が1等、2が2等のこと。この場合、1の下に Sektor A、2の下に Sektor B があるので、セクターAには1等が来て、セクターBには2等が来るよってことです。 ホームにセクターを示す看板があるので、2等に乗るなら、セクターBのところで待っていればいいわけです。
右上の赤い IR は InterRegio の略で、それなりに早い列車です。日本だと、急行あたり?
チケットは事前に買うのが原則ですから、必ず買ってから乗りましょう。ヨーロッパは罰金とか厳しいですから、乗ってからでもなんとなるだろ〜って思うと、痛い目に合います。 レイルパスは使い始める前に、バリデイト(有効化)が必要なので、窓口へ。面倒な方は、日本の代理店に頼めば、日本でもバリデイトができます。チケットは車内でチェックされます。
チューリッヒからルツェルンまで乗ったのは、ほとんが2階建ての電車。 空港からチューリッヒまで乗ったのと同じでした。
2等のレイルパスを使っていたので、もちろん2等しか乗ってません! 現地の人はけっこう1等に乗ってるようで、どの車両もそれなりに人が乗ってます。
でも、SBB(スイス国鉄)の2等は日本のグリーン車並み、もしかしたらそれ以上に快適です。 シートはゆったりだし、キレイです。もちろん古い車両だと、ちょっと臭いや汚れは目立ってますが、それなりに快適。
写真は階段を上がった2階部分で、荷物置き場があったり、カーブしたソファに、丸いテーブル。 普通列車とは思えませんよ、これは。通路はカーペットで、雰囲気いい感じです。
この移動中に、チューリッヒ駅の Migros で買ったサラダを食べました!これが朝食!って前の日の夜もサラダでしたな、そう言えば。。
予定通り、電車はルツェルンに到着!きっちり時刻通りです。 スイスの電車は日本と同じく、ほぼ予定通りに走っています。
いきなりですが、右の写真を見てください!。 チューリッヒ駅にもあるこの、Mc Clean というお店。実はトイレ屋さんです。 トイレそのものを売っているのではなく、トイレを貸してくれます。 つまり駅でトイレに行きたいと思ったら、お金を払ってこの受付のカウンターまであるトレイ屋さんに行かねばなりません。
料金はと言うと、まず男性の立ってするほうが1フラン、個室が2フラン。女性は個室なので2フラン。 シャワーは12フランです。スイスは物価高いなぁ。。
ほぼスイスの中央に位置する古都ルツェルンは、ルツェルン湖(フィアヴァルトシュテッテ湖)と湖から流れ出るロイス川の両岸に発展した古い町。
旧市街には教会や城壁など歴史的建築物が立ち並び、歩いてるだけでも、町の歴史が古いことを実感できます。
足早にカペル橋、シュプロイヤー橋、ロイス川の堰、ムゼック城壁などを見てまわりましたが、まだまだ見所は多そうです。
そんな魅力的な町なので、ここは観光客がバスでやってきます。混雑を避けたい方は、朝早くか夕方がいいようです。
町のはずれには交通博物館もあるので、興味のある方はぜひ。3月、8〜9月、11月は有名な音楽祭が開かれ、世界中から人が集まるんだとか。
ルツェルン湖の周辺には町や観光スポットが点在しており、船での移動が便利です。 スイスパス(レイルパスのスイス版)でも乗ることができるので、パスを持っているなら、これを活用しない手はありません。
今回のコースはルツェルンからフィッツナウへ船で渡り、そこからリギ登山鉄道でアルトゴウダウまで山越えするルート。
フィッツナウまでは船で50分ほど。天気が悪く、雨もパラついていたので、雰囲気はどんよりですが、並みもなく快適でした。
途中、船からの景色でどうもブラジルの国旗が目につくな〜っと思ったら、サッカーのブラジル代表はスイスで合宿してたんですね。だから、スイスではブラジルも応援しているようです。 ん?そういえば、今日は。。
フィッツナウに船で到着すると、ほとんどの人はそのまま目の前の駅へ向かいます。 本当に目の前で、船を下りてから1分かからないで、電車に乗れてしまいます。
ここがリギ山の玄関口となるところで、リギ山頂までスイスで最初に建設された登山電車が走っています。
リギ登山鉄道のフィッツナウ〜シュタッフェル間が開通したのが1871年のこと。 Wikipedia によると日本初の営業用鉄道が新橋〜横浜間で開業したのが1872年(明治5年)なので、それより前にスイスでは電車が山を登っていたんです。すごすぎます。
ここはスイスパスで割引になるので、持っている場合は必ず提示しましょう!
リギ登山鉄道には2つの路線があります。フィッツナウから山頂のリギ・クルムまでが見た目そのままの赤い電車。
そしてリギ・クルムからアルト・ゴルダウまでの青い電車です。 直通で走る電車はないので、山頂かそのひとつ手前の駅で乗り換えが必要。
今回は山頂で軽く散歩して、青い電車に乗り換えて、スイス国鉄との連絡駅になっているアルト・ゴルダウまで下山しました。
リギ周辺は船をヴェギスで下りて、ロープウェイでリギ・カルバートまで上がり、登山鉄道に乗り換えるルートや、途中でハイキングをするなど、いろいろルートが変えられますので、旅の目的に合わせて楽しめそうです。
リギ登山鉄道の青いほうはアルト・ゴウダウ駅でスイス国鉄に連絡しています。 プランを立てると分かるのですが、乗り換え時間がどれも3分とかかなり微妙な時間になってしまいます。
とりあえずもう1本遅い電車でもいいかと思ってたのだけど、これは乗れそうだぞ!ということになって急ぐと、ミラノ行きの電車に飛び乗り成功!
しかしドアのところに CISALPINO と書いてあります。チザルピーノはたしか『地球の歩き方』で、レイルパスだけでは乗れないようなこと書いてあったよなぁと、思い出してしまったわけです。
でも写真のチザルピーノはフィアット製のかっこいいやつだし、いま乗ってるのとは違いそうだなとも思いつつ、切符のチェックを待ちます。 ちょっとドキドキしながら、スイスパスを見せると、大丈夫とのこと。
どうやらチザルピーノはチザルピーノでも座席指定券が別に必要なのは、時刻表で CIS と表示されている、フィアット製の車両を使ったものだけなようです。
今回、乗ったのはアルト・ゴルダウを12:52発の EC(EuroCity)なので、大丈夫だったようです。 SBBのウェブサイトでも、この列車、EuroCity CISALPINO MEDIOLANUM と書いてあるのです。ややこしい。
アルト・ゴルダウから電車に揺られること2時間10分。時刻表通り、ルガーノ湖に面する町ルガーノに到着しました。
ここはティチーノ地方の中心都市で、湖畔のリゾート地でもあります。すぐそこがイタリアというような場所なので、建物も人も言葉もイタリアっぽいです。
電車を下りると、なんだか肌で感じる気温がチューリッヒとは違います。さすが南に来ると暑いです。 植物も南国っぽいのが多くて、ここはハワイかと思えてくるほど暑いです。
ルガーノ駅は湖畔よりも高い位置にあって、町の中心へ行くには、ケーブルカーが便利です。 駅の中にケーブルカー乗り場があるので、そのまま乗り換えちゃえば、荷物を持って坂を下る必要はありません!
今回は、町へ下りる前にホテルへチェックインしに行きました。中心地とは反対側なので、ケーブルカーはまたあとで。
チューリッヒに続いて、また駅の裏にあるホテルに泊まりました。駅から近いってのは便利です。 重い荷物があるときは、とくに助かります。
この日の宿は、Montarina というホテルとホステルが一緒になっている宿泊施設。 ドミトリーもあるので、バックパッカーにも人気があるようです。
今回はホテルの Antique という部屋に泊まりましたが、トイレ、シャワーは別。そしてテレビがないのです! いつもなら、旅行先でテレビなんぞほとんど見ないので、どうでもいいのですが、この日は。。
荷物を置いて、また駅まで戻り、ケーブルカーに乗って町へ下りました。 途中、なにやら人が集まっている場所を発見。なんだなんだ?と近寄ってみると、みんなテレビに見入っています。 ちょうど、このとき16時からワールドカップ、グループリーグの試合中で、チェコ×イタリアの試合が始まっていたのです。 ルガーノと言えば、イタリア語圏なので、やっぱり気になる人は多いようです。このとき、まだ、町は静かでした。
ルガーノ湖の湖畔を歩き、山側へ少し入ると、モンテ・ブレへ登るケーブルカー乗り場ばある。 ちょっと遠いので、時間がない方はバスでもケーブルカー乗り場の近くまで行けます。
途中でケーブルカーを乗り継ぎ、山頂を目指すルートで、山頂から湖や町並みが見える。 アルプスも見えるというけれど、よく分からないくらいなので、そっちは期待しないほうがいいです。
このケーブルカー、最初に乗るほうはなんと無人です! Cassarate 駅のホームに入るには一応ゲートがありますが、チケットは買わずに入ります。 そして勝手に乗り込みます! 中で待っていると、ブザーがなって無人で走り出す仕組み。これはある意味、怖い。。
乗り換え駅の Suvigliana は、間に道路を挟んでいて、カープでしかも信号のないところを渡らないといけません。ちょっと危ない。。 ここまでならタダ乗りできちゃいます。実際にタダ乗りしてる人もいたし。。もちろん自己責任でお願いしますよ!
2つ目のケーブルカー駅にはスタッフがいました! しかもサングラスでばっちり決まった兄ちゃんです。 最初のケーブルカーから下りる人を観察しています。
ここでチケットを買って、2つめのケーブルカーに乗り込みます。 こちらのほうは距離も長くて、標高933mの山頂 Monte Brè までの所要時間は13分。
そういえば、泊まっていたホテルの部屋からこのケーブルカーが見えました。
ケーブルカーを下りて、町へ向かいます。もうお腹が減ってしょうがないわけです。
町の中心地へ向かうにつれて、何やら騒がしくなってきました。 クラクションを鳴らしている車がどんどん増えていきます。 これは、いったい?!そうです、イタリアが勝ったんです!チェコに2-0で快勝しました!
さすがラテンというか、盛り上がり方が日本とは比べ物になりません。 みんなでクラクション鳴らしまくって、窓から国旗をなびかせながら、叫びまくっております。
クラクションとか鳴らしそうにないおばあちゃんが、真顔でクラクションを鳴らしている姿が今でも強烈に印象に残ってます。
さて、夕食はどこで食うか!と気合い入ってるわけですが、なかなか良さげな店がありません。
せっかくイタリアのほうへ来たので、やっぱりピザっしょ!ってなります。 観光客がメインのとこよりは、地元の人が食べるような店が良かったのですが、探しているまでお腹が持ちそうにありません。 足も疲れてきてます。
町をぐるぐる歩き回って、やっと入ったのが、Cantinone というイタリアンのお店。
広場にテラスの出ているお店で、ちゃんと釜で焼き上げているようです!これは期待できます。
頼んだのは、オリーブとアンチョビーのピザ。やっぱりこのアンチョビーのしょっぱさが旨いです!
お腹もいっぱいになったところで、またホテルまで戻ります。 帰りは上り坂なので、またケーブルカーのお世話になりました。
ホテルに戻って、もう8時半過ぎです!この日は9時から日本×ブラジルの試合があったのです。 部屋にはテレビがないので、どこかテレビのある場所に行かねば!となったわけです。
途中のレストランとか覗きつつ、テレビがあるか確認します。1件目、ん〜、ない。 駅ならレストランとかあるはず!と行ってみると、ありました!バーっぽいです。 しかもテレビもあります。そんなわけで、ここで試合観戦することに。
既にテレビを見る人たちが数名。 スイスともイタリアとも直接は関係のない試合なので、盛り上がってはいませんが、ブラジルのスーパープレイが見れるので、ちょっとは注目されているようでした。 日本の1点目が最高に盛り上がった瞬間でしたが、、あとはもう何点でも入れちゃってよブラジルさん、って感じでした。
3日目につづく ...
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