サンフランシスコ~サンノゼ近郊を南北に走るコミューターで、沿線に住む人の重要な交通機関となっています。 平日、休日で異なりますが、だいたい30分間隔で運転されています。
観光にも以外と便利で、サンフランシスコ国際空港からは無料のシャトルバスで Millbrae へ行き、
そこからダウンタウンの南に位置するサンフランシスコ駅(4th & King
sts.)まで行くことができます。4th & King sts.からはMuni Metroという路面電車(途中から地下)でダウンタウンの中心まで行くことができ非常に便利です。
右の写真はサンフランシスコ駅のMuni Metroとカルトレイン。
ただ2003年6月にはBARTの空港駅がオープンしました。交通機関としてはそちらのほうが便利です。
見た目はアムトラックに似ている客車ですが、中は日本では見たこともない変わった構造をしています。
すべて2階建て車両なのですが、2階は真ん中に通路があるのではなく、中央が1階に吹き抜けになっており、通路が2本あります。
実は日本製の車両も多いです。
チケットは駅の自動販売機で買い、そのまま列車の中で待っていると、アテンダントがチケットを見にきます。 2階席にいると、中央の吹き抜けの部分からチケットを求められます。
サンノゼ駅はアムトラックとホームも駅舎も共用しているので、乗り換えに便利です。
サンフランシスコにはアムトラックの駅がないため、アムトラックに乗るためにはサンフランシスコ湾を渡ってオークランドやエメリビルから乗らなければなりません。
エメリビルが始発の California Zephyr やサクラメントなどに行くのに Capitol Corridor を利用するならそれでいいのですが、Coast Starlight を利用する場合は実はサンノゼから乗ってみるのも、なかなか便利だったりします。Coast
Starlight の北行きはエメリビルを夜遅く出発し、南行きは朝早くの出発です。
つまりサンノゼから乗れば、北行きなら夜遅くまでサンフランシスコぶらぶらする必要もなく、南行きなら余裕を持って乗ることができます。
実際に自分も、サンフランシスコを観光してから、夕方サンノゼにカルトレインで向かい、そこから北行きの Coast Starlight
に乗りました。サンフランシスコからサンノゼまでは1時間半程度なので、夜の6時にサンフランシスコを出ても十分まにあいます。
San Jose の発音ですが、むりやりカタカナにすると、サナァゼ、サンホォゼ、サノォゼなど、その人によってけっこう違います。 だから車内のアナウンスでも列車によってちがったりします。日本ではサンノゼかサンホセと表示されることが多いみたいです。