インヴァネスはスコットランド、ハイランド地方の中心的な町。 かつてはネッシーで有名になったネス湖観光の拠点となったため、観光局もあります。
駅は町の中心地にあり、バスターミナルやショッピング・センター、ハイストリートもすぐ近く。
歴史的建築物の雰囲気を漂わせる駅舎とは正反対で、ショップング・センターはロンドンにも負けてないくらい近代的かつ賑わっています。
ネス川の河口にあるインヴァネスは、やっぱりネス湖と畔にあるアーカート城などへの観光客が滞在するので、B&Bな多くあります。日本人のあやこさんとイギリス人のご主人、犬のケリーがいる「あじさいB&B」は日本からの観光客には大人気。
インヴェネス駅に発着するのはスコット・レイル(First Scotrail)の列車。 この駅は終点駅になっていますが、スコットランドの首都エディンバラやアバディーンなど各都市への列車が多く発着しています。
エディンバラへは約3時間15分、アバディーンへは2時間15分の距離。ハイランド地方でしか見られない車窓を楽しむことができる路線です。
ロンドンへも平日は1日本、GNERが直通運転の列車を運行。キングス・クロス駅とを約8時間で結びます。 この列車は日中ではイギリス最長の運転区間を誇っています。日時や曜日によって発車時刻が異なるので、注意が必要です。
もうひとつロンドンまで直通運転をしているのが、寝台列車のカレドニアン・スリーパーでスコット・レイルが運行。
夜9時過ぎにインヴァネスを出発して、翌朝8時頃にロンドンのユーストン駅(London Euston)に到着するので、約10時間の旅。夜行列車がほとんどないイギリスでは貴重な存在です。
インヴァネスの他にもアバディーン、グラスゴー、エディンバラ、フォート・ウィリアムからも発車し、途中で連結されロンドンを目指します。
もちろんロンドンからも同じく出発します。運転は1日1本ですが、日曜の夜は運転がないので、これも注意が必要。
地図 by Googe Maps
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